基本方針

雪まつり特別委員会 委員長 宮内 隆和

 長い期間雪に覆われるこの地域において、先人たちは雪という苦難を前向きに捉え、「雪を友とし、雪を楽しむ」という自発的な思いのもと十日町雪まつりを誕生させました。そして十日町青年会議所は長きに亘り、この雪まつりの中で最大のひろばである「コミュニティひろば」を主管してまいりましが、本年度は世界中で猛威を振るっている新型コロナウイルス感染症の影響で十日町雪まつり自体が中止となります。しかしながら、私たちは先輩諸氏から受け継がれてきたものを大切にしながら変化に柔軟に対応し、この歴史と伝統ある雪まつりの想いを地域住民の冬の楽しみとして未来に繋げていく必要があります。
 まずは時代に合わせた変化に対応します。会員が減少している中、十日町青年会議所が雪まつりの想いを未来に繋げていくためには、会員全員が資質を向上させ、結束を深めなくてはいけません。これまでの十日町雪まつりの歴史を紐解き、コミュニティひろばを築き上げてきた先輩諸氏への感謝の気持ちを共有します。その気持ちをもとに新たに「雪を友とし、雪を楽しむ」ために存分に議論し、結束を深めながら地域住民の冬の楽しみとなる事業を計画します。さらに我々会員が地域の方々と連携し、様々な困難や課題に前向きに取り組むことで会員の資質向上に寄与します。
 次に環境に合わせた変化に対応します。新型コロナウイルス感染症にしっかり対応し、コロナ禍においても住民が安心して参加できる事業とします。そして、今まで多くの関係者や協力者の関わりのもと歴史を築き上げてきました。本年度も関係各所に感謝の気持ちを持って連携をし、地域にとってより良い事業を展開します。
 会員の資質向上と結束力強化、そして地域の方との連携により「雪を友とし、雪を楽しむ」想いをこれからの十日町雪まつりへ繋げます。また、事業を通じてあらゆる物事を前向きに捉え、明るい豊かな越後妻有を創造します。

<事業計画>
1.雪の魅力発信事業の実施