基本方針
社会開発委員会 委員長 松山 恭平
今私たちは、あらゆるものを取り巻く環境が複雑性を増し、将来の予測が困難で変化が激しい時代を生きています。新型コロナウイルス感染症は不安定な時代の姿を浮き彫りにし、私たちは生きる意味、働く意味、学ぶ意味を問われています。これからの時代を生きるには、現状を疑い物事の本質を捉える力、明確なビジョンを持ち未来を切り開いていく力、変化に対応する柔軟性や実行する力を身に付けられる、より良い気付きの機会を創出する必要があります。
まずは知らないことや変化を恐れず受け入れて前に進んでいくために、デジタル革命による急速な変化を体感できる事業を実施し、私たち自身や地域住民が知り経験する機会を創出します。そしてコロナ禍でより一層変化のスピードが増しているAI、IoT、ロボット、5G通信、eスポーツなどのデジタル革命の進展、オンライン会議やリモートワークの促進、オンライン授業や将来なりたい職業の変化といった、これまでの常識を覆す速さで変化する社会を受け入れ、しなやかに生きることができる力を育みます。
次に、今年首長選挙が行われます。当地域においても、短い選挙期間で有権者が候補者の政策やビジョンをしっかりと理解するのが難しいという課題、若年層の政治への関心の薄さという課題を抱えています。そこで当委員会は、市民一人ひとりが政治や行政への関心を高め、候補者の政策やビジョンを知ることで自分なりの考えを持ち、大切な一票を投じることができるようになるための事業を実施します。そして、事業を通じて市民の政治参画を啓発することにより、有権者が自分たちの住み暮らす地域の未来を託す候補者を選ぶ一助とし、地域の未来を考える機会を創出します。当委員会は感謝の気持ちを持って行政・企業・団体・個人と連携し、地域住民が複雑で変化の激しい時代を生き抜く力を身に付ける機会を創出することで、あらゆる物事を前向きに捉え、明るい豊かな越後妻有を創造します。
<事業計画>
1.デジタル革命による急速な変化を体感できる事業
2.首長選挙を通じて市民の政治参画を啓発する事業